外部協力先

2016年協力高校(50音順)

・長崎県立上対馬高等学校(長崎県対馬市) ・長崎県立西彼杵高等学校(長崎県西海市)
・長崎県立島原高等学校(長崎県島原市) ・私立鈴鹿高等学校(三重県鈴鹿市)
・福岡県立東筑高等学校(福岡県北九州市) ・私立長崎南山中学高等学校(長崎県長崎市)
・大阪府立松原高等学校(大阪府松原市) ・私立北見藤女子高等学校(北海道北見市)
・私立大阪薫英学院高等学校(大阪府摂津市)

大阪府立松原高校 岸本 真依 先生

松原高校(総合学科)は、「優しいチカラ」をコンセプトに、人や世界とつながり、未来を見つけるチカラを育成しています。「産業社会と人間」「課題研究」や選択授業での様々な人との出会いや体験が生徒の生き方を変えてきました。その中で生まれた思いや考えを自分の中でより明確にし、しっかりと他者に届ける方法が求められていました。そこで、2013年度から本格的に論理コミュニケーションを導入しました。生徒が対話を通して、自分を見つめ直し、言葉をつむぎながら学びを自分のものにしていく。その過程を積み重ねていくことで、自分に自信を持って意見を述べる姿が見られるようになっています。1年生での学びを3年間の学びにつなげるため、松高独自のカリキュラムのもと、教科を越えた学び合いのスタイルをつくっていきたいと考えています。「心はホットに、頭はクールに」を合言葉に……。

北海道北見藤女子高校 西 正峰 先生

高校生がよく使う言葉として「意味分かんない!」という言葉があります。 それこそ「意味わかんない」言葉だと思います。これは相手の言葉(情報)を理解(インプット)しようとしないことと感情を表現(アウトプット)することが苦手だということが要因です。これでは円滑なコミュニケーションは図れません。 論理コミュニケーションはこれらの問題も解決してくれました。授業を行っていく中で、生徒に思考するという習慣が身についてきたと感じられます。円滑なコミュニケーションを図る術を身につけ、そのトレーニングを続けていくことにより「創造力」や「企画力」をも養うことができ、社会の発展・進化に繋がっていくと確信しています。論理コミュニケーションはその大きな一歩です。

三重県鈴鹿高等学校 染井 久代 先生

鈴鹿高校の論理コミュニケーションの導入のきっかけは、教科の学力を伸ばすための基本的な力を育成するためでした。どの科目でも単に暗記だけの勉強ではなく、何故その答えになるのかを突き詰めて考える活動を取り入れたいというところから出発しています。仁藤先生に大変お世話になり、テキストも含めて現在の形を作り上げていただきました。 現在授業は1年生の学校設定科目として週に1単位実施しています。その効果として、まず文章を書くこと・話すことへの抵抗がかなり少なくなったと思います。また考える手順が身につきました。3年生になって様々な文章を書く機会にも、身につけたことを応用しながら考えることが出来るようになってきました。

長崎南山中学・高等学校  秀島 正俊 先生

長崎南山高等学校は平成25年度より『論理コミュニケーション』を学校設定科目として週1時間実施しています。『論理コミュニケーション』のおかげで、生徒の様子が変化してきました。以前の生徒と比べて、ディスカッションの際、意見に根拠を加えて、考えを述べられるようになってきました。そして、何より他人の意見を興味深く聞いて、自分自身との視点の違いを味わい、互いを尊重しながら意見を交換できるようになっています。現在、新たな挑戦として 『論理コミュニケーション2』を2年次で行っています。そこでは、難易度の高いテーマと 生徒たちは向き合い、悪戦苦闘しながら自分の意見を持とうとしています。それにより 生徒たちは「知ることの大切さ」を痛感し、勉強の意義を教わらずとも実感できているようです。 今後、『論理コミュニケーション』がますます生徒たちの可能性を広げるものに成長・発展していくことを期待しています。

福岡県立東筑高等学校 井上 孝志 先生

「教師の変革を促すもの」 生徒に書く力を着けたい、自分の意見を明確に持ち、仲間と活発に議論させたい。これが長い間の私の願いでした。豊かな言語生活者を育てたいと思いながら、これと言った方途が見いだせず、試行錯誤の繰り返しでした。そんな中、2012年の3月、1通のメールから事は大きく動き出しました。生徒全員に書く力を着けさせたい、という思いで認めた梅嶋真樹先生へのメールでした。返答は全面的な支援をするとの言葉。そこから、遠隔を柱とした、本校の「論理コミュニケーション」の授業が、一から始まりました。その一期生であるこの春卒業した生徒達が、国語の授業や 小論文・面接指導の場で、「論理コミュニケーション」をもとに意見を述べる姿を見て、 彼らの中に、この授業で培った力が生きていることを実感しました。そして、何より私にとって 幸せだったのは、生徒達を「豊かな言語生活者」にという目標達成が、 この「論理コミュニケーション」によって実現できる確信を得たことです。優れた学びの方法を 手にしたとき、人は変わります。生徒の変革を願いながら、実は教師としての私が変わる道に ようやく立てたのだと思います。