経団連の「新卒者採用に関するアンケート調査」によれば、「コミュニケーション力」が、 企業の人材採用において5年連続で最重要視されるなど、今やコミュニケーション力は社会の要請として無視できないものとなっています。2003年、慶應義塾大学 SFC 研究所プラットフォームデザイン・ラボに所属する研究チームは、こうしたコミュニケーション力 の測定ツールの開発に着手しました。
 研究開始当初から大学の研究メンバーのみではなく、国内外企業の経営者や人事責任者の人々との産学連携により"世の中で言うコミュニケーション力とは何か?"の定義から始まったこの研究活動は、コミュニケーション力の定義化の実現、経営学の教材で用いられて きたケースメソッドとロールプレイングの組み合わせという独自方式の開発、ベテラン面接官の審査結果との信頼性・相関性検証*、測定されるデータの利用価値の検証、安定した生産体制の開発などの過程を経て2008年に最初のプロトタイプ(初期製品)を完成させました。
 2008年からは、高校・大学・企業などの現場において2年間の実証研究を実施し、数多くの検証データを入手することで、研究成果の実用化前の最終的な品質確認を行いました。
 2011年からは受検・測定サービス、教材製作、教育・研修プログラムの設計・運営など、本格的な実用段階への移行を計画しています。

*相関性について:日本教育工学会発表の数値では、
・ 【論理的に聴く力】 collaboyouの得点と面接評価との相関性:57%
・ 【論理構築力】 collaboyouの得点と面接評価との相関性:55%
・ 【論理的に伝える力】 collaboyouの得点と面接評価との相関性:55%
を示しています(参考:既存の類似測定ツールは約10%)。

 日本論理コミュニケーション技術振興センターは、社会において育成が求められる実践力践力である論理コミュニケーション力に関する測定技術と育成技術・ノウハウを有します。有する技術への信頼性は10年以上に及ぶ技術開発と実証研究を経て強化されています。
2つの技術と1つのコミュニティを組み合わせ、教育セットとし提供します。それにより、実践力教育を、教育効果のある形で実施し、正規授業化を推進していきます。

組織名:有限責任事業組合日本論理コミュニケーション技術振興センター
事務所所在地:252-0816 神奈川県藤沢市遠藤4489

業務委託先:潟eレコンサービス
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