collaboyou教材ページ


2009 年 2 月 4 日

第4章 もっと“聴く”(2)

カテゴリー: 第4章 – admin – 7:32 PM

4-2 聴いた情報を分けて整理する
【事例】第6話 事実と経験で分けて整理する
今日は試験の最終日。さとしもあなたも今日で試験が全て終わったようだ。前日徹夜で試験にのぞんださとしは、試験が上手くいったことで、変なテンションになっている。

よっしゃー!テストも終わった!後は夏休みだけだっ!!ラリホー♪

おいおい、エントリーシートは提出したのかよ?

あ、やべぇ、わずれでだー。うー、今日はもう眠りてぇ・・・。

おい、眠る前にさ俺のエントリーシート見てくれない?この前さ、お前が調べて根拠増やしてるの見てさ、おれもやってみたんだよ。

さとしがあなたのエントリーシートを見ていると、またもやつとむ先輩登場です。

おーっと、徹夜明けの仲良し二人組はっけーん!

(つとむさん、大学に来すぎだよな・・・。この人本当に働いていんの?)

なに、二人でこそこそ話してるんだよ。お!二人でエントリーシートの見せあいっこですか?仲良しでしゅねー。どれどれ、俺にもみせてみろよ!

そう言うと、つとむは二人のエントリーシートを読み始めた。

ほー、二人ともレベル上がってるじゃねーか。ちゃんと“聴く”作業してるって伝わってくるよ。いいねいいね。そんな頑張っている後輩にちょっとアドバイスしちゃおかなぁ。

何っすか?
何ですか?

沢山“聴いた”情報はな、いづれは根拠になるわけだ。で、根拠には、事実と非事実と2種類ある。それを上手く使いこなすためには、聴いたときにこの2種類で整理しておくことなんだなぁ~。

根拠を整理?

【解説】聴くを2つに分けて整理する

大量な量の”聴く”を2つに分けて考えます。1つは経験を源とした”聴く”でこれは自分が主語となって蓄積されます。もう1つは事実を源とした”聴く”。これは経験以外の全てが含まれます。このように”知識”を貯める時に整理して入れることでそれを使う時-自分の意見を支える根拠として使う時-に大変便利かつ、効率的になります。